【これが実態】東京科学大学の知名度は?世間の評価や就職人気を紹介

”東京科学大学(旧 東京工業大学・東工大)行きたいけど、知名度はあるのかな…”そんなお悩みをお持ちではありませんか?

世間からの知名度は低いって聞くし、進学して大丈夫なのかな…

研究職以外での就職でも、ちゃんと評価してくれる大学なのかな…
東京科学大学は、2024年10月1日に東京工業大学(東工大)と東京医科歯科大学が統合して誕生した大学です。この記事では、そのうちの旧・東京工業大学について、詳しく紹介します。
SNSでときどきネタにされてるけど、実際はどうなんだろう
東京科学大学の「世間からの知名度」「就職人気」だけでなく、本大学の「良いところ」「悪いところ」についても紹介します。志望大学を選ぶ際の参考材料として、ぜひご活用ください。
✔︎ 世間および受験生からの知名度
✔︎ 企業への就職における人気と評価
✔︎ 学業や研究面における利点と欠点
不安を放置したらダメ!
「自分のペースで勉強を進めているけれど、今のままでは受かる気がしない…」というお悩みを抱えていませんか?
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東京科学大学の受験難易度
すでにご存知の方も多いかと思いますが、まずは東京科学大学(旧 東工大)の受験難易度について、理工系学部という枠組みの中で簡単にご紹介します。
順位 | 大学名 |
---|---|
❶ | 東京大学 |
❷ | 京都大学 |
❸ | 東京科学大学 |
❹ | 大阪大学 |
❺ | 早稲田大学 |
❻ | 慶應大学 |
❼ | 東北大学 |
年度やサイトによって順位は変動するため、あくまで参考程度ではありますが、東京科学大学は受験難易度としては上位に位置づけられます。
しかし、このラインナップの中では、東京科学大学は世間からの知名度が比較的低いのが現状です。東大・京大は「2トップ」として全国的に知名度が高く、早慶は私立の王者として広く知られています。
さらに、東北大は地方を代表する大学として認知度が高い一方で、東京科学大学は数多くの大学が集まる首都圏の中の「大学の一つ」と見なされやすく、注目が集まりにくい傾向にあります。
東京科学大学の知名度と評価
❶ 一般生活者からの知名度と評価
❷ 大学受験生からの知名度と評価
❸ 大学生からの知名度と評価
❹ 企業からの知名度と評価
❶ 一般生活者からの知名度と評価
知名度イメージ
✔︎ 大学近辺の生活者は知っている
✔︎ 2駅隣から知らない割合が上がる
評価イメージ
✔︎ 一般の私立大学だと思われがち
✔︎ 難易度は高くないと思われがち
先ほども述べたように、東京科学大学はほかのトップレベル大学と比べると、一般の人々からの知名度は低めです。
最寄り駅は「大岡山」で、近隣住民からの評価は高いものの、その大岡山から2駅先の「自由が丘」に移動すると、難関大学であることを知らない人が徐々に増えていきます。

これは筆者自身の経験ですが、自由が丘の美容院で大学名を聞かれて伝えたところ、美容師は東京科学大学(当時は東京工業大学)を知らず、反応に困っている様子でした。
一方、自由が丘では学生サークルがよく利用するチェーン系の居酒屋については、不祥事も含めてさまざまな形で知られており、その点に関しては知名度が高いと言えるでしょう。
❷ 大学受験生からの知名度と評価
大学受験生の間での知名度は、理系選択者と文系選択者とで大きく異なります。また、関東圏の高校生には認知度が高い一方で、関東圏以外では知名度が下がる傾向にあります。
理系選択の受験生の場合
知名度イメージ
✔︎ 難しい大学だと知られている
✔︎ 低関心な受験生は一部知らない
評価イメージ
✔︎ 理系受験生の中では評価が高い
理系受験生の場合、大半は東京科学大学(旧 東京工業大学)の名称と難易度を知っています。ただし、大学受験にあまり力を入れていない受験生の中には、一部知らない人もいます。
文系選択の受験生の場合
知名度
✔︎ 関東圏の受験生はよく知っている
✔︎ 一般レベルだと知らない率が高い
評価
✔︎ 知らない人には低難易度と思われる
一方で、文系受験生の場合は認知が二極化しています。ある程度上位の大学を目指す受験生や関東圏の受験生には知られていますが、そうでない場合は意外と知らない受験生も少なくありません。
これは筆者自身の経験ですが、受験生の頃、文系選択の同級生に東京科学大学(当時は東京工業大学)を受験することを伝えたところ
どうして筑波大学を受けないの? もったいないでしょ
と言われたことがあります。
❸ 大学生からの知名度と評価
知名度
✔︎ 基本は大学受験生と同様の知名度
✔︎ インカレ先や東京の学生は知っている
評価
✔︎ 早慶の学生からも尊敬されること有り
✔︎ 東京の女子大生からの恋愛評価は高い
全国の大学生の間ではまだまだ知名度が低いものの、東京の大学生の間では比較的知られています。
東京科学大学に進学した場合、今後の人生も東京近辺で過ごすことが多くなると思われるため、その意味では「東京科学大学を知っている人が多いコミュニティ」で生活することが中心になるでしょう。
また、東京科学大学(旧 東京工業大学)は「合コンしたくない大学ランキング」でたびたび1位に選ばれる一方、恋愛対象としての評価は意外に高いようです。
実際に女性陣に話を伺ったところ、真面目さや浮気をしないイメージ、将来性といった点が好意的に受け止められているとのことです。
❹ 企業からの知名度と評価
知名度
✔︎ 上場企業の中での知名度は非常に高い
✔︎ 専門性の高い企業からの知名度は高い
評価
✔︎ 専門性と希少性から評価が非常に高い
✔︎ 理系職でも文系職でも最高評価である
一般的には知名度の低い東京科学大学ですが、上場企業や専門性の高い企業からの知名度や評価は非常に高いです。
研究開発職やアクチュアリーといった理系職はもちろん、法人営業・マーケティング・コンサルティングなどの人気文系職を目指す場合でも、学歴は高く評価されるでしょう。
ただし、就職後の評価は本人の能力や努力次第で大きく変わるため、次第に学歴の影響は薄れていきます。
また、就職活動においてエントリーシートで落とされることはあまりありません。研究職の場合には、研究室のつながりを通じて比較的スムーズに就職先が決まることもあります。
つまり、東京科学大学の学生は大きなアドバンテージを持った状態からキャリアをスタートできるのです。だからこそ、学歴に頼るのではなく、人間力と経験値を磨き、期待を裏切らないように備えておくことが重要です。
東京科学大学に進学する利点
ここでは、東京科学大学(旧 東京工業大学)における学業・研究・就職の各面について、まずは進学する利点を紹介します。
東京科学大学の学業面について
✔︎ 最高レベルの勉強環境が整っている
✔︎ 強制度は低く学びの自由度が高い
もともと理工系に特化した上位大学であることから、高度な授業が数多く用意されており、意欲的に学びたい学生にとっては最高の学習環境といえます。
「高度な内容」と聞くと、テストで点数が取りにくく、単位が取得しづらいために進級が難しいというイメージを持たれるかもしれませんが、意外とそうではありません。
一般的な大学の理工系学部と同程度、あるいは「単位を取る」という観点だけでいえば、比較的取得しやすい面もあります。
また、真面目で積極的に学ぶ学生が多いため、大学側も強制的な管理体制をとっておらず、自由度の高い学びが可能です。そのため、学生生活を楽しみながら勉学に励むことができます。
東京科学大学の研究面について
✔︎ 研究費や研究環境も非常に快適
✔︎ 1人1テーマの研究を担当できる
理工系のトップ層ということもあり、東大ほどではないものの、国からの研究費も相応に充実しています。研究に充てられる予算が大きいため、研究機材や研究環境は申し分ありません。
また、私立大学や大規模大学では、研究室の人数が膨らみ、複数人で1つの研究テーマを分担するケースが多いのに対し、東京科学大学では1学年の人数が比較的少なく、研究室も10人程度の規模に収まっています。そのため、基本的に1人につき1つのテーマが与えられます。
自分のペースで研究を進められるだけでなく、責任感も芽生えるため、研究力を養いやすい環境です。研究棟にもよりますが、実験室や学生居室も広く、空間としての不満はあまりないでしょう。
東京科学大学の就活面について
✔︎ 卒業後の就職は有名大企業が多い
前述のとおり、東京科学大学(旧 東京工業大学)は、理系職であれ文系職であれ、就活市場における評価が非常に高い大学です。
学生のうちから大手企業との共同研究を経験する機会もあり、就職先としては一部の学生がベンチャー企業を志向することもありますが、多くは有名な大企業へと進んでいます。
将来の安定性やワークライフバランスを重視するのであれば、進学先として申し分のない大学といえるでしょう。
受験対策していますか?
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東京科学大学に進学する欠点
ここでは、東京科学大学(旧 東京工業大学)における学業・研究・就職の各面について、進学する欠点を紹介します。
東京科学大学の学業面について
✔︎ 大学の教育方針が変わることがある
これは東京科学大学(旧 東京工業大学)に限った話ではありませんが、時代の流れとともに、教育方針と制度が変わることが度々あります。
しばらく前までは理工系に特化した研究教育を施す大学でしたが、2010年ごろにリベラルアーツセンターが立ち上がり、それ以降は文系科目の履修も必須になりました。
当時は理工系色が強かったこともあり、特に研究室に所属の学生からの反対意見が見られました。また、近年では大学の統合や、社会の多様性に合わせた制度も導入され、時代とともに教育方針や制度が変わりつつあります。
長い目で見るとこれらの教育改革は人生における重要な経験知となりますが、当事者である学生からすると、困惑の要因ともなりえます。
東京科学大学の研究面について
✔︎ 研究面における悪い面は特になし
研究室単位での、教授・准教授や他の学生との人間関係に合う合わないはありますが、研究全般という観点では特に欠点はありません。
東京科学大学の就活面について
✔︎ 就活面における悪い面は特になし
就職面においても特に大きな欠点はありませんが、強いて挙げるとすれば「東科大生(旧 東工大生)は暗い人が多い」というイメージを持たれている点でしょう。
職種によっては、そのイメージがマイナスに働く可能性もゼロではないため、自分の能力や性格の適性を客観的に見たうえで就職先を選ぶことが望ましいです。
ただし、大学名から連想される暗いイメージだけで不採用になることはまずありません。能力面やスキル面は評価を得ているため、最終的にはその人自身の人間性が決め手となります。

東京科学大学の構内と町並み
ここからは、東京科学大学(旧 東京工業大学)のオープンキャンパスに参加できない受験生のために、構内の様子や周辺の町並みを紹介をします。
東京科学大学のキャンパス
主に大学生が関与するキャンパスは、大岡山キャンパスとすずかけ台キャンパスの2つになります。
大岡山キャンパス


最寄り駅は東急大井町線の「大岡山駅」で、所在は「目黒区」ですが、正門の住所が目黒区にある一方、それ以外の敷地は大田区に位置しています。
多くの学生は大岡山キャンパスで学生生活を送りますが、配属される研究室によっては学部4年次から「すずかけ台キャンパス」に通う必要があります。
また、生命理工学院の学生は学部3年次から本格的にすずかけ台キャンパスへ移行するため、他院の学生とはキャンパスが分かれることになります。
すずかけ台キャンパス


最寄り駅は東急田園都市線の「すずかけ台駅」で、所在は「横浜市緑区」になります。横浜と聞くと都会的なイメージを抱くかもしれませんが、この地区全体が緑豊かな自然と住宅地で構成されています。
前述のとおり、すずかけ台キャンパスの研究室に配属された学生(学部4年次以降)や、生命理工学院の学生(学部3年次以降)は、ここでの学生生活を送ることになります。
キャンパス別の生活の違い
大岡山キャンパスとすずかけ台キャンパスの学生生活には、大きな違いがあります。
大岡山キャンパスの場合
生活する上で良い点
大学周辺が栄えていて学生生活に便利なうえ、都心へのアクセスもよい
大岡山周辺は比較的栄えており、商店街や飲食店、カラオケ、ダーツ、ビリヤードなど、学生が遊べる施設もそろっています。
とはいえ、渋谷や新宿のような派手な繁華街ではなく、学生が住みやすい落ち着いた下町の雰囲気があるため、非常に快適に暮らすことができます。

さらに、都心からの距離も近く、電車でのアクセスも良好なので、大学生活を送るうえで不自由を感じることはないでしょう。
生活する上で悪い点
都心に近いため地価が高く、家賃の割に賃貸アパートの部屋は狭め
都心へのアクセスが良いというメリットがある一方で、アパートの賃料は高く、その割に築年数や広さはあまり期待できません。
もちろん、家賃を上げれば条件の良い物件は見つかりますが、大学近くで探すとすると、なかなか希望に合うものが見つからないのが現状です。
すずかけ台キャンパスの場合
生活する上で良い点
自然が多く空気がきれいで、アパートの賃料は大岡山周辺よりも低く抑えられる
自然が豊かで植物や虫も多いため、生き物が好きな人や自然との触れ合いを楽しみたい人にとっては、童心に帰ったように暮らせる住みやすい環境でしょう。
また、大岡山に比べて地価が安いため、家賃を抑えつつ比較的広いアパートを借りやすいのも魅力です。
生活する上で悪い点
生活は家・アルバイト先・大学の往復が中心で、周辺には楽しめる場所があまりない
大岡山周辺とは異なり、すずかけ台キャンパスの周辺には、飲食店とコンビニがわずかにある程度です。
そのため、すずかけ台駅から移動して青葉台駅や中央林間駅に足を運ぶ学生もいれば、距離はあるものの田園都市線1本で渋谷まで行けることから、渋谷まで出て遊ぶ学生もいます。
基本的には、家と大学、アルバイト先を往復する生活が中心となるため、研究に専念するという意味では誘惑の少ない環境といえるでしょう。

電車で都心へ出るためには40分以上かかるため、アクセスが良いとは言えないでしょう。
どちらのキャンパスも楽しい
筆者は大岡山キャンパスとすずかけ台キャンパスの両方を経験しましたが、前述のような違いはあるものの、それぞれに異なる楽しさがありました。
「学生ならではの遊び」という観点では大岡山周辺の生活が充実していましたし、研究仲間とともに大自然ならではのアクティビティを楽しむという点では、すずかけ台周辺も魅力的でした。
それぞれに違った楽しみ方があるので、ぜひ進学をして、自分らしい学生生活の形を見つけてみてください。
今の合格可能性を診断
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