【理系受験生】逆転合格は甘くない|偏差値ごとの必要な勉強時間と合格可能性

今から本気で勉強したら間に合うのか、このままの勉強ペースで合格できるのか…”そんなお悩みをお持ちではありませんか?

受験勉強を始めるのが遅すぎた、でも第一志望への合格を諦めたくない…

合格に向けて勉強しているけど、このままの勉強時間で間に合うのかな…

第一志望への合格可能性を気にする受験生は少なくありません。

4ヶ月でMARCHに合格できた、E判定から旧帝大に合格した

このような華やかな事例を、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

結論から言えば、短期間の勉強で逆転合格を果たすことは不可能ではありません。しかし、成功の可能性は低く、想像以上に過酷な挑戦となります。

この記事でわかること

✔︎ 逆転合格の裏に隠された実態
✔︎ 逆転合格できる受験生の特徴
✔︎ 合格までの偏差値別の勉強時間

「自分のペースで勉強を進めているけれど、今のままでは受かる気がしない…」というお悩みを抱えていませんか?

同級生は成績も上がってきているのに…

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逆転合格を成功させるためには、「逆転合格」の実態を正しく理解しておく必要があります。

逆転合格が成功しやすいケース5つ

ケース ❶

逆転合格のウラ側

受験で進学した中学高校のレベルが高かった

逆転合格の決め手

中学高校のハイレベルな受験経験を活かせた

ケース ❷

逆転合格のウラ側

受験で進学した中学高校のレベルが高かった

逆転合格の決め手

校内の偏差値は低いが実際の学力は高かった

ケース ❸

逆転合格のウラ側

授業・宿題・テストの対策を最低限していた

逆転合格の決め手

本人の自覚なしに基礎学力が身についていた

ケース ❹

逆転合格のウラ側

出題されやすい範囲だけに絞って対策をした

逆転合格の決め手

人生をかけた挑戦でも取捨できる強靭な精神

ケース ❺

逆転合格のウラ側

じつは総勉強量が合格ボーダーに達していた

逆転合格の決め手

必要な勉強量を確保したことで学力が達した

逆転合格と聞けば、厳しい状況から常識外れの成長を遂げて合格をつかむ姿を思い浮かべるかもしれません。

ですが、逆転合格を現実にするには、前述の5つの前提のいずれかを満たす必要があります。誰もがなんとなく狙えるほど単純なものではないのです。

意図的に狙える逆転合格のケース

先ほど紹介した5つのケースには、自らの努力で狙うことができる場合と、そうでない場合に分かれます。

自分の意思で変えられない

該当するケース

ケース1(中高のハイレベルな受験経験)
ケース2(校内偏差値のみ低く学力あり)
ケース3(自覚なしに基礎学力が定着済)

ケース1は、中学受験や高校受験でのハイレベルな競争を勝ち抜いた経験がある場合です。大学受験における成績が思わしくなくても、未経験者に比べて大きな伸びしろがあります。

ケース2は、所属している集団のレベルが高いために校内偏差値が低く出ているだけで、全国偏差値で見れば十分な基礎学力を備えているケースです。

ケース3は、受験勉強としての自学は少ないものの、学校の授業・宿題・定期テストをそれなりにこなしてきた結果、本人の自覚がなくとも基礎学力が身についている場合です。

いずれも、「過去の蓄積」であり、今から意図的に変えられるものではありません。したがって、これらに該当しない受験生は、自分の意思で行動を変えられるケースを狙う必要があります。

自分の意思で変えられる

該当するケース

ケース4(出題されやすい範囲に絞る)
ケース5(合格に必要な勉強量を満たす)

ケース4は、最低限の実力を備えたうえで、運が通常以上に作用したケースです。どれほど運が良くても必要な学力がなければ実現は難しく、さらに普通の人にはできないほどの強靭な精神力を持ち合わせていてはじめて成り立ちます。

ケース5は、もっとも泥臭いですが、血のにじむような努力によって力技で他の合格者の努力量に追いついたケースです。凡人が狙うのであれば、このケース5が最も現実的でしょう。

いずれも「一般的な受験生」の歩む道筋からは外れたルートです。一見すると華やかでスマートに見える逆転合格の裏側には、このような現実が隠されています。

前述のとおり、意図的に狙えるのはケース4とケース5です。

とはいえ、ケース4は本番までの時間が限られているときに選ぶ最終手段であるため、まずはケース5の合格に必要な勉強量」を目指しましょう。

偏差値ごとに必要な勉強時間

必ずしも「勉強時間=勉強量」ではありませんが、必要な勉強量の目安として、偏差値ごとの勉強時間の目安を紹介します。

マネーキン先生

下表は偏差値を10上げるために必要な勉強時間の目安です

偏差値帯勉強時間の目安
偏差値30 → 40400時間
偏差値40 → 50900時間
偏差値50 → 601300時間
偏差値60 → 701800時間
マネーキン先生

下表は偏差値を1上げるために必要な勉強時間の目安です

偏差値帯勉強時間の目安
偏差値30台の時30 ~ 50時間
偏差値40台の時80 ~ 100時間
偏差値50台の時100 ~ 160時間
偏差値60台の時140 ~ 220時間

志望大学の偏差値と自分の偏差値を比較し、どれほどの勉強が必要かを、あくまで目安として参考にしてください。

もしも勉強の習慣化がまだ十分にできていない場合は、いきなり勉強量を大幅に増やすのではなく、少しずつ慣らしていく必要があります。

今の自分がしんどくなくこなせる量から継続していき、徐々に増やすようにしてみましょう。詳しくは以下の動画をご覧ください。

「自分のペースで勉強を進めているけれど、今のままでは受かる気がしない…」というお悩みを抱えていませんか?

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これは筆者の話になりますが、高校3年になる直前期、中学基礎レベルの学力も怪しく、英語はbe動詞から、数学は因数分解から、国語・理科・社会はゼロから勉強を始めました。

志望した大学が東京科学大学という難関大学であり、このような落ちこぼれ状態からのスタートだったため、「絶対に不可能、二浪して受かったらいいほう」と言われ続けました。

言われなくともわかっている、前例がないなら自分が最初の例になればいい

わかってはいるものの、周りから言われると腹が立ち、そのように意気込んで勉強を始めました。しかし、現役時代は不合格、一浪をしてようやく合格ができました。

勉強期間としては2年経っていないため、最初は周りよりも少ない勉強量で受かることができたと思っていました。

しかし、受験期を振り返ってみると、想像以上に時間がかかっていたのです。

受験時の1日のスケジュール

現役時の勉強日数はおよそ300日、浪人時はおよそ320日でした。1日の勉強時間を考慮すると、単純計算で合格までに約5,500時間を要していたことになります。

もっとも、実際には日々の妥協もあったため、実際の勉強時間は4,500〜5,000時間ほどでしょう。

つまり、ケース5のように、必要とされる勉強量を泥臭く積み上げていたのです。

志望大学に逆転合格する受験生には、次の3つの特徴があります。

3つの特徴

✔︎ 選択と優先順位づけができる
✔︎ 自分で努力環境を整えられる
✔︎ 自分の実力を常に疑っている

特徴1 選択と優先順位づけができる

限られた時間で最大の成果を出すには、すべてに平等に力を注いでいては到底間に合いません。そこで欠かせないのが、優先順位づけです。

たとえば

志望大学の数学で、平面上の曲線の単元が5〜7年に一度しか出題されていないとします。このときに生まれるのは「対策するか」「対策しないか」という二つの選択肢です。出るかもしれないし、出ないかもしれない。そんな状況で、皆さんならどう判断するでしょうか。

おそらく、時間が十分にあれば一度は触れて、記憶に残そうとするでしょう。つまり、「頻出単元に比べて優先度は低いため基本的には対策をしない。ただし、余裕があれば最低限だけ確認しておく」という思考になります。

これが選択と優先順位づけです。受験では日々、限られた時間の中でたくさんの選択を迫られます

そのたびに優先順位を明確にし、覚悟を持って決断できる受験生は強いのです。なぜなら、多くの人は選択を恐れて手を広げすぎ、結果としてどれも中途半端になってしまうからです。

特徴2 自分で努力環境を整えられる

必要な環境を自力で整えられる受験生は強いです。

たとえば

家で勉強していて「少し休憩しよう」と思ったら、気づけば2時間経っていた経験はありませんか。このとき「自分を変えようとするか」「環境を変えようとするぁ」でタイプが分かれます。

前者の「自分を変えようとするタイプ」には、多くの人が当てはまります。ですが、人間の本質はそう簡単には変わらないため、このタイプは同じ失敗を繰り返しがちです。たとえば「この夏こそ宿題を早めに終わらせる」と意気込んでも、結局いつも通りになってしまう例が典型です。

一方で「環境を変えるタイプ」は、改善の効果がすぐに表れます。たとえば、やる気がなくても図書館に行けば集中できる、といったケースです。性格や気分に左右されず、環境の力を借りて安定して成果を出せるのが強みです。

このように「自分が力を発揮できる環境は何か」「その環境を整えるにはどうすればよいか」を考えられる受験生は、逆転合格しやすい傾向があります。

特徴3 自分の実力を常に疑っている

成績が伸び続け、最終的に逆転合格できる人は、常にどこかで自分の実力を疑っています。これは自信がないのではなく、客観的に自分を見つめる姿勢を持っているということです。

多くの受験生は「参考書を周回したから基礎は大丈夫」と考えがちですが、実際にテストを解いてみると身についていないことが多く、「勉強しているのに成績が伸びない」と口を揃えます。その原因は単純で、できている気になっているだけで、実際には基礎が固まっていないからです。

ほんの少しでも、自分を疑う視点を持っていてください。理解が怪しいと感じたら、模試やテストの単元別の失点率を確認し、自分の理解に穴がないかをチェックしてみましょう。

志望大学に合格するために必要な勉強量に達していない場合は、出題範囲を絞って取捨選択する必要があります。残された時間が少ないほど捨てる範囲は広がり、その分だけ逆転合格の可能性は下がっていきます

すでに必要な勉強量をこなす時間が残されていないなら、絞る勇気を持つことが大切です。逆に、まだ残されてた時間で安定した合格を狙える状況であれば、今すぐ学習への意識を切り替える必要があります。

まずは以下の合格可能性診断を実施し、志望大学の合格可能性を把握して、今日からの努力量の参考にしてください。

「今の勉強量のままで、第一志望に受かるのかな」など、今のパフォーマンスに不安を抱えていませんか?

ざっくりでも現在の合格可能性を知ることができたら…

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