【理系受験生】志望大学を下げる時期はいつ?受験で落ちない下げ方3選

このままだと第一志望に間に合わない、志望大学を下げた方がいいのかな…”そんなお悩みをお持ちではありませんか?

志望大学を下げた方がいいけど、勉強モチベも下がったら嫌だな…

志望を下げたら成績も下がるって聞くけど、いつなら影響ないかな…

志望大学を下げるべきかどうかは、多くの受験生が直面する悩みです。最後まで第一志望にこだわるべきか、それとも早めに学習計画を切り替えるべきか。

志望大学を変えても、悪影響が出ないようにしたい

志望校を下げるタイミングには、受験全体への影響が少ない時期と、大きい時期があります。下げる場合でも、後悔の少ない選択をすることが大切です。

この記事でわかること

✔︎ 志望大学を下げる必要があるケース
✔︎ 志望大学を下げても影響がない時期
✔︎ 後悔しない具体的な志望校の変え方

「自分のペースで勉強を進めているけれど、今のままでは受かる気がしない…」というお悩みを抱えていませんか?

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志望大学を変えると、自分の気持ちの持ち方から学習カリキュラム、選択科目に至るまで、良い影響も悪い影響も生じます。では、具体的にどのような影響があるのでしょうか。

志望大学を変えたときの良い影響

良い影響

✔︎ 現実的な学習計画が立てられる
✔︎ 精神的な余裕と自信が生まれる
✔︎ 出願する大学に幅を持たせられる

現実的な学習計画が立てられる

該当するケース

志望大学のレベルと現在の学力に大きな差があり、心のどこかで不可能だと感じている場合は、学力に見合った大学へ変更することで現実的なカリキュラムが整い、達成感を得やすくなる

受験本番までの勉強計画を立てる際には、学習する教材リストを決め、「いつまでにどの程度の定着度で仕上げるか」「どの時期にどの程度の成績をとっておくか」を計画するはずです。

しかし、志望大学と現在の学力に大きな差があると、そのカリキュラムは机上の空論となり、実行性を欠いてしまいます。この状態で勉強を続けても、合格にはなかなか近づきません。

こうした場合は、志望大学を自分の学力に見合った大学へ変更することで、やるべきこととその時期が明確になり、合格可能性が高まるだけでなく達成感も得やすくなります

精神的な余裕と自信が生まれる

該当するケース

第一志望に対して過度に焦りや不安を抱き、パフォーマンスの低下を感じている場合は、いったん志望大学を変更することで精神的な余裕が生まれ、日々の学習が定着しやすくなる

第一志望を目指すあまり、過度に焦りや不安を感じている人は、学習内容の定着度が低下しやすくなります。

こうした場合でも、志望大学を自分の学力に見合った大学へ変更することで精神的な余裕が生まれ、日々の学習が定着しやすくなります。

過度な焦りや不安によってパフォーマンスが下がっていると感じるなら、一度志望大学を下げて心を落ち着け、成績が上がってきたタイミングで再び戻すというのも一つの方法です。

出願する大学に幅を持たせられる

該当するケース

現在の志望大学に特別な思い入れや進学したい強い理由がない場合は、志望大学を下がることを検討することで候補が広がり、本当に行きたい大学が見つかる可能性がある

志望レベルを下げれば、進学先の大学候補は一気に広がります。

いまの志望大学に特別な思い入れや進学したい強い理由がない場合は、地域・学内の雰囲気・就職先など、さまざまな条件で候補を見直すことができます。

その中から本当に行きたい大学が見つかる可能性もあるため、強いこだわりがない場合は志望大学の変更を選択肢に入れてみてもよいでしょう。

志望大学を変えたときの悪い影響

悪い影響

✔︎ 大学受験のモチベーションが低下
✔︎ 志望に対する妥協感や後悔が残る
✔︎ 中途半端な勉強習慣に落ちぶれる

大学受験のモチベーションが低下

該当するケース

大学進学そのものに強い関心がなく、「その大学だから進学を考えていたという場合は、第一志望を下げることで大学受験のモチベーションが低下する恐れがある

第一志望の大学は、明確な理由がなくても、暫定で最も行きたいと思って選ばれた大学であり、目指していく中で愛着がわいてくることも少なくありません。

そのため、挑戦することなく志望を下げてしまうと、虚無感から大学受験そのものへのモチベーションが低下する恐れがあります。

特に、大学進学そのものに強い関心がなく、「その大学だから進学を考えていた」という場合は、志望を変えることで意欲が一気に下がりやすいため要注意です。

志望に対する妥協感や後悔が残る

該当するケース

第一志望への思い入れが強く、現時点で「これ以上は頑張れない」と感じるほど努力している人は、志望を下げたときに妥協感や後悔が残りやすい

第一志望への思い入れや進学への気持ちが強ければ強いほど、志望を下げたときに妥協感や後悔が残りやすくなります。

受験勉強を始めた時期に関わらず、現時点でこれ以上は頑張れないと思うほど努力している人は、このケースに当てはまりやすいでしょう。

一方で、志望はしていても、まだ勉強に身が入らなかったり、モチベーションが上がらないといった理由で十分に取り組めていない人は、このケースにはあまり当てはまりません

中途半端な勉強習慣に落ちぶれる

該当するケース

勉強習慣ではなく第一志望への緊張感によって勉強を続けていた人は、志望のランクを大幅に下げると緊張感が薄れ、勉強量が減ってしまう可能性がある

第一志望から大きくランクを下げると、学習カリキュラムに余裕ができる反面、緊張感が薄れて安心してしまい、勉強量が減ることがあります

特に、「勉強が当たり前の習慣」として定着しておらず、第一志望だったからこそ緊張感を持って努力できていた人は、この状態に陥りやすいでしょう。

この場合、志望大学を下げるタイミングを誤ると、勉強ペースも成績も同時に落ちてしまう可能性があるため注意が必要です。

志望大学を変えたときの影響まとめ

結論

志望大学を下げる影響は、学習カリキュラムや合格可能性だけでなく、精神面やモチベーションの根幹にも及ぶため、確かな理由がない限りは一旦下げない方がおすすめ

※ ただし、自らが望んで変える場合は除く

志望大学を下げることで、学習カリキュラムが現実的になったり、合格可能性が高まったりと、目にみえる効果が期待できます。

しかし一方で、精神面やモチベーションの根幹にも影響し、その作用は複雑に絡み合うため、安易に下げるのは要注意です。

早めに下げなければ進学の可能性が大幅に低下するなどの明確な理由がない限りは、タイミングが来るまでは一旦下げずに学習を進める方がよいでしょう。

「自分のペースで勉強を進めているけれど、今のままでは受かる気がしない…」というお悩みを抱えていませんか?

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こんな場合はok

❶ 志望大にこだわりがなく意欲もない
❷ 受験で後がなく全科目の成績が悪い
❸ 焦りがひどく勉強に手がつかない

これら3つは、志望大学を下げる時期を待たず、早めに下げた方が合格可能性を高められるケースです。

志望大にこだわりがなく意欲もない

条件判断材料
本番まで残り8ヶ月未満
模試の結果がE判定続き
志望大学にこだわりなし
勉強習慣が定着してない

下げてよい理由

大学進学までにやるべき内容と量が明確になり、実現可能な学習計画を早めに立てられるため、合格可能性が高まりやすくなる

本番までの残り時間が少なく、勉強習慣が十分に身についていない場合、受験本番までに積み重ねられる勉強量は周りと比べて少なくなります。

さらに、その状況で模試の結果が悪く、基礎学力も十分に定着していないとなると、残りの期間でできることは徐々に限られてきます

この場合、目的もなくただ努力を続ける余裕はありません。いつまでに、何を、どれだけの量終わらせる必要があるのかを明確にし、残された期間で計画的に進める必要があります。

上表の❶〜❹の条件すべてに当てはまる場合は、できるだけ早めに志望大学の再検討を行うことをおすすめします。

受験で後がなく全科目の成績が悪い

条件判断材料
本番まで残り8ヶ月未満
模試の結果がE判定続き
全科目の成績が良くない
私立進学・浪人できない

下げてよい理由

大学受験に後がなく、現状の成績からやるべき量が多い場合は、早めに志望を見直してやるべき範囲を絞ることで、合格可能性を高めやすくなる

本番までの残り時間が少なく、全科目の基礎学力が十分でない場合、残りの期間でできることは限られてきます

浪人や私立進学を選べるなら多少強気な挑戦も可能ですが、それらの道がない場合は、大学進学への思いが強いほど確実に合格できる選択が必要です。

すべてを網羅する余裕はないため、何を捨て、何に時間と労力を集中するかを明確にし、残りの期間を計画的に進めることが重要です。

上表の❶〜❹の条件すべてに当てはまる場合は、できるだけ早めに志望大学の再検討を行うことをおすすめします。

焦りがひどく勉強に手がつかない

このケースには、以下の2種類があり、どちらに該当するかによってとるべき行動が変わります。

✔︎ 志望大学を早めに下げる

条件判断材料
本番まで残り8ヶ月未満
模試の結果がE判定続き
志望大学にこだわりなし
私立進学・浪人できない

下げてよい理由

大学受験に後がないことから焦りが生じている場合、志望大学に強いこだわりがないのであれば、早めに志望を下げて本来の勉強を取り戻すことが大切

このケースは、志望大学に特別なこだわりはないものの、大学進学に後がなく「必ず受からなければならない」というプレッシャーから過度に焦っている状況です。

このまま焦りで勉強に手がつかなくなっては本末転倒です。早めに志望大学を下げ、心に余裕を持って本来の学習に取り組めるようにすることをおすすめします。

✔︎ 志望大学を一時的に下げる

条件判断材料
模試の結果がE判定続き
志望大学にこだわりあり
勉強習慣が定着している

一時的に下げる理由

現在の過度な焦りは、想定に成績や学習進捗が追いついていないことによる一時的なものの可能性が高いため、完全に志望を下げるのではなく、一時的に下げて様子を見る方がよい

このケースは、第一志望への思いが強いほど陥りやすく、自分の想定と実際の成績や学習進捗とのギャップによって生じやすいものです。

筆者自身も過去にこの経験があり、一度志望を下げたことがありました。しかし、多くの場合これは一時的なもので、時間が解決してくれることも少なくありません

完全に志望を下げてしまうと後悔する可能性が高いため、まずは一時的に下げて自分の気持ちや不安と向き合い、整理がついた段階で本格的に下げるか、あるいは再び第一志望に戻すかを検討するとよいでしょう。

先ほど紹介した志望大学を下げてもよいケース(タップで移動可)に当てはまらない場合は、これから解説する「志望大学を下げる最適な時期」を参考に、志望大学の変更を検討してみてください。

下げるタイミング

❶ 共通テスト本番の自己採点後
❷ 二次試験の願書出願の直前期

検討し始める時期

❶ 10月〜11月の模試結果の後
例外:受験し始めは変えてよい

志望大学を下げるタイミング

志望大学を本格的に下げるタイミングは2箇所です。

❶ 共通テスト本番の自己採点後

多くの受験生が志望大学を下げるかどうかを検討するのは、共通テストを受け終えたあとの自己採点の段階です。

私立の共通テスト利用であれ、国公立志望であれ、共通テストの結果によって志望大学の変更を迫られることは少なくありません。

この時期は、気持ちとは裏腹に現実を直視し、志望大学を下げるかどうかを冷静に判断する必要があります。

❷ 二次試験の願書出願の直前期

国公立大学の願書出願は1月下旬から2月上旬に行われます。この時期には、否応なく現実的に合格可能性のある大学を選ばざるを得ません

毎年、多くの受験生が涙をのんで志望大学を下げる最終決断をするのもこの頃です。後悔を残さないためにも、まだ時間がある今こそ目の前の勉強に集中しましょう。

志望大学の変更を検討し始める時期

志望大学の変更を考え始める時期には、例外も含めて2種類あります。

❶ 10月〜11月の模試結果の後

この時期に成績が振るわない場合は、志望大学を下げるとしたらどこなら納得できるかを、少しずつ検討し始めましょう。

ただし、この段階で志望大学を下げる必要はありません。実際に判断する際に迷わないよう、あらかじめ候補を見ておく程度で十分です。

受験生は11月から試験直前の1月・2月にかけて成績が伸びやすく、この時期からの挽回も十分可能です。最後まで諦めずに勉強を続けましょう

❷ 受験し始めの志望が未定時期

受験勉強を始めたばかりで、まだ志望大学への根拠や愛着が薄い時期であれば、志望大学を変えたり下げたりすることを検討しても構いません。

ただし、「楽をしたいという理由で変更を考えるのは危険です。その場合、「明日からでいいや」と先延ばしが続き、結局は下げた先の大学にも届かなくなる可能性があるため注意が必要です。

リスクヘッジ

✔︎ 必ず受かる滑り止めの大学を用意
✔︎ 後期日程を確度の高い大学にする

浪人をしない前提で、合格可能性の低い第一志望を前期試験で受ける場合は、滑り止めとなる私立大学をしっかり用意し、後期日程では合格可能性の高い大学を選ぶようにしましょう。

後期試験で選ぶ大学の基準は、A判定〜B判定(※ただし上位半分以上)が目安です。ここまで準備を整えたうえで、前向きな気持ちで第一志望に挑戦しましょう。

後期の大学選び

前期で挑戦的な受験をする場合は、A判定〜B判定(少なくとも上位半分以上)の大学を選ぶようにする


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同級生は成績も上がってきているのに…

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