【理系決定版】物理の偏差値を30上げる参考書ルートと勉強法

物理がまったくわからない、自力で問題が解けるようになる気がしない…”そんなお悩みをお持ちではありませんか?

参考書を進めているけど、解説を見てもいまいち理解ができない…

例題は解けるけど、初見の問題を自力で完答できる気がしない…

物理が嫌いという高校生は多いです。何から始めればいいかわからないという声や、参考書を進めているけれど身についている気がしないという声をよく耳にします。

筆者が受験生の頃も、最初はかなり苦戦をしました。勉強をしていて楽しくない瞬間も、身についている感覚がまったくない瞬間もありました。

本当にこのまま進めていて、物理を克服できる瞬間は訪れるのだろうか

物理の苦手克服は、他の科目に比べて最初がしんどいです。初期のつらい時期を乗り越えられたら、あとは克服に向けて自走できるようになります。

ぜひこの機会に、物理の克服に向けた一歩を踏み出しましょう。

この記事でわかること

✔︎ 成績が上がる物理の勉強順
✔︎ 物理の参考書ルートと勉強法
✔︎ 共テ物理で点がとれない原因

「自分のペースで勉強を進めているけれど、今のままでは受かる気がしない…」というお悩みを抱えていませんか?

同級生は成績も上がってきているのに…

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物理嫌いの人が物理を勉強し始めるとき、必ず最初にしなければならないことがあります。それは、物理についての概念をざっくりイメージできるようにすること。

マネーキン先生

物理はほかの科目とすこし違うので注意が必要

物理が他の科目と違うところ

3つの違い

✔︎ これまでに触れてきた時間
✔︎ 法則が少ないゆえの原理重視
✔︎ 現象に対する直感と理論がずれる

では、物理は他の科目と何が違うのでしょうか。例えば、数学や英語と比べた場合は、授業や定期テストを通して触れてきた時間が大幅に異なります。

また、覚えるべき原理原則やパターンが比較的少なく、問題を解くには原理の理解を要されるため、暗記で点数を重ねてきた人にとっては苦痛を感じるという特徴もあります。

さらに、日常生活で私たちが感覚的にとらえている現象と、実際にその背後で起きている物理法則の論理との間にはズレがあり、それが物理を難しく感じさせる要因ともなっています。

例えば、空気抵抗を無視できる場合、5kgのダンベルも5gの羽も同じ速度で落下しますが、直感的には羽の方がゆったり落ちそうに感じるケースなどが例として挙げられます。

では、どのように学習を進めれば物理を克服できるのか。そのためにまずやることが、物理の世界の正しいイメージをつける作業です。

物理の勉強を進める学習手順

物理に苦手意識を持っている人は特に、以下のステップを踏みながら進めると克服しやすくなります。

講義系参考書での学習

物理を苦手だと感じる人の場合、その原因の多くはイメージがわかないことにあります。そのため、物理の各単元で扱っている現象がどのようなものなのか、まずはイメージできるようにする前準備が必要です。

このとき重要なのは、イメージ図などが載っており、初学者でも読んでわかるような教材を選ぶことです。

演習系の参考書での学習

現象のイメージと単元の全体像が頭に入ったら、次にやることは基本問題を反復することによる基礎パターンの定着です。実際の問題に触れていき、解き方を理解して定着させることで、点数につながる実践力を身につけていきます。

そのためには、頻出の基本パターンが数多く掲載された演習系の参考書を学習しなければなりません。

基礎の弱点を反復して克服

❶〜❷の工程によって、物理の基本的な問題は学んだことになります。この時点で、物理に対する苦手意識はなくなっているでしょう。しかし、模試やテストになると、まだまだ失点が絶えないのがこの段階です。

身につけたはずの基礎に弱点がある場合、弱点の単元を集中的に復習して理解し直し、基礎固めを完成させましょう。この集中的な弱点克服に使えるのが、模試やテストの解き直しと失点原因の分析です。

応用の参考書での学習

基礎固めが完成すると、共通テストでの得点が安定してき始めます。しかし、難化した場合や、二次試験に出てくるような難問にはまだ苦戦をするのがこの段階です。

ここからは、身につけた基礎力をもとに、応用問題の演習を重ねていって、解ける問題のレベルを上げていきます。基礎力の確認も兼ねて、標準から応用までのレベルが掲載された演習系の参考書を学習するとよいでしょう。

上記の流れのうち、❶の「講義系参考書での学習」は、これまでに物理の勉強をある程度してきた人や、学校の授業や定期テスト対策をしっかり行なってきた人の場合は必要ありません。

ただし、これまで物理の勉強をサボってきて苦手意識のある人は、❶から学習を開始しましょう。

前述の通り、苦手意識を持っている人の場合、まずは物理の全体的なイメージを頭に入れておく必要があります。

偏差値30〜45におすすめの参考書

参考書の特徴

✔︎ 講義形式で図解もあり進めやすい
✔︎ 物理初学者でもわかる丁寧な説明
✔︎ 物理の基礎知識が網羅されている
✔︎ 各講義に理解度チェック問題付き

この参考書は、物理に苦手意識のある人を救ってくれる王道の一冊です。まだ偏差値39だった頃の、まったく勉強していなかった筆者でも最後まで読み進められました。

丁寧でわかりやすい説明に加え、見やすいグラフやイメージ図もついているため、初学者でも独学で進めやすいという特徴があります。

さらに、各講義に理解度をチェックできるチェック問題がついているため、物理初学者が苦手を克服するには最適の参考書です。

この参考書で到達できるレベル

到達レベル

講義内容に加えてチェック問題まで固められたら自力で演習系の参考書を進められる力(偏差値45~50程度)が身につく

この参考書に載っている内容が頭に入れば、物理に対する苦手意識はなくなり、自力で演習系の問題集を進められる力が身につきます。

ただし、講義系の参考書ゆえに問題数があまり多くないため、必ずこの参考書のあとに演習系の参考書を1冊はやる必要があります。

この参考書の効果的な勉強法

1〜2周目の勉強ステップ1

まずは講義を読んで内容を理解する。左右の見開き1ページ分の内容を読み終えたら、字は汚くても構わないので理解した内容の要点をルーズリーフなどにまとめながら、誰かに教えるように口頭で説明(脳内でも可)する。

1〜2周目の勉強ステップ2

勉強ステップ1が終わったら次のページへ移動して同様のやり方で学習し、その章の終わりまで同様に進める。

チェック問題が出てきたら、その場で自力で解いてから解答を確認する。解説を読んで理解ができたら再度自力で解き、完全に解けるまで繰り返してから次へ進む。

もし解説を読んでも理解できなかったら、講義を読み直してから再び解説の理解に励み、解説が理解できたら自力で解けるまで解きなおす。

どうしても解説の内容がわからなかった場合は、1〜2周目は一旦飛ばす。

3周目の勉強ステップ

チェック問題を解き進めていき、根拠まで含めて自力で正解した問題にはOKマークをつける。

根拠が曖昧だった問題や間違えてしまった問題は、その章の講義を読み直して理解した内容の要点をルーズリーフなどにまとめ、再度自力で解けるまで繰り返す。

もし3周目で解説がわからない問題があった場合は、調べた上でじっくり考え、わからないをその場で解消する。

4周目の勉強ステップ

チェック問題のうち、OKマークがついていない問題のみを解き進め、根拠まで含めて自力で正解した問題には⚪︎マークをつける。

根拠が曖昧だった問題や間違えてしまった問題は、その章の講義を読み直して理解した内容の要点をルーズリーフなどにまとめ、再度自力で解けるまで繰り返す。

5周目以降の勉強ステップ

チェック問題のうち、OKマークあるいは⚪︎マークがついていない問題のみを解き進め、根拠まで含めて自力で正解した問題には⚪︎マークをつける。

根拠が曖昧だった問題や間違えてしまった問題は、その章の講義を読み直して理解した内容の要点をルーズリーフなどにまとめ、再度自力で解けるまで繰り返す。

すべての問題に⚪︎マークがついたら参考書は完成とし、今後はわからない問題に直面したときに振り返る辞書として使う。

偏差値45〜55におすすめの参考書

参考書の特徴

✔︎ 頻出の基礎問題が網羅されている
✔︎ シンプルな構成のため進めやすい
✔︎ 問題数が適量のため反復しやすい

頻出の問題をかき集めており、教科書傍用の問題集と比べて問題数が適量なので、時間がない中でも基礎の反復演習がしやすい点が強みの一冊です。

漆原の面白いほどわかる物理で全体の土台ができあがったら、次はこちらの参考書で基礎問題の反復演習をしてみましょう。

この参考書で到達できるレベル

到達レベル

理解した上で解けるようになれば共通テストで高得点を狙えるだけでなく準難関大学レベルまで対応できるようになる

物理を共通テストでしか使わない場合や、中堅大学を志望する場合は、参考書演習は基礎問題精講までで構いません。

この参考書の内容が理解した上で身につけば、十分に合格ボーダーを狙える力が身につきます。あとは早めに過去問対策に入り、過去問演習と参考書の振り返りを行なうとよいでしょう。

もしこの参考書の解答を読んでもあまり理解ができない場合は、もう一度漆原の面白いほどわかる物理の該当単元を読み返してみてください。

この参考書の効果的な勉強法

1周目の勉強ステップ

前から順に問題を解き進めていき、根拠まで含めて自力で正解した問題にはOKマークをつける。

根拠が曖昧だった問題や間違えてしまった問題は、解説を読んでわかったことを解答横に直接メモし、再度自力で解けるまで繰り返す。

もし解説がわからない問題があった場合は、その日の勉強が終わった後に調べて、次に解説を見たときでも理解できるよう、補足事項を解説横にメモする。

2周目の勉強ステップ

OKマークがついていない問題のみを解き進め、根拠まで含めて自力で正解した問題には⚪︎マークを1こつける。

根拠が曖昧だった問題や、間違えてしまった問題は解説を読む。そして、理解した内容を誰かに教えるように口頭で説明(脳内でも可)、再度自力で解けるまで繰り返す。

3周目の勉強ステップ

OKマークがついていない問題のみを解き進め、根拠まで含めて自力で正解した問題には⚪︎マークを1こ書き足す。

根拠が曖昧だった問題や、間違えてしまった問題は解説を読む。そして、理解した内容を誰かに教えるように口頭で説明(脳内でも可)、再度自力で解けるまで繰り返す。

4周目以降の勉強ステップ

OKマークあるいは⚪︎マークが2こついていない問題のみを解き進め、根拠まで含めて自力で正解した問題には⚪︎マークを1こ書き足す。

根拠が曖昧だった問題や、間違えてしまった問題は解説を読む。そして、理解した内容を誰かに教えるように口頭で説明(脳内でも可)、再度自力で解けるまで繰り返す。

すべての問題にOKマーク、あるいは⚪︎マークが2こついたら参考書は完成とし、今後は模試や過去問対策で失点が大きかった単元のみ定期的に復習する。

「自分のペースで勉強を進めているけれど、今のままでは受かる気がしない…」というお悩みを抱えていませんか?

同級生は成績も上がってきているのに…

このような不安に駆られ、”勉強に集中ができなくなった、勉強習慣が崩れた”という人をたくさん見てきました。そんなお悩みを解消するために、大学受験を乗り越えるための7つの無料特典をご用意しました。

5年以上にもわたり1000人以上の受験生の悩みと向き合ってきた経験、さらには筆者自身の受験経験をもとにした、公式LINE限定の7大特典です。

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偏差値55〜60におすすめの参考書

参考書の特徴

✔︎ 問題の解き方の解説が詳しい
✔︎ 本質的な理解を促す解説が多い
✔︎ 問題量が適度で進めやすい

物理のエッセンスは多くの受験生が使う有名な参考書です。そのため、この参考書から手をつけ始める人もいますが、この参考書は物理中級者向けです。

学習するタイミングを誤るとかえって物理がわからなくなるような、すこし扱いの難しい参考書となっています。

しかし、基礎が身についた段階で取り組むには、かなり効果的な参考書です。

なんとなく理解していた物理の本質が明確にわかり、応用力の土台がしっかりと身につくので、暗記物理になっている懸念がある場合は、この参考書を学習しましょう。

応用レベルまで身につけなければならない難関志望にとっての登竜門ですので、上位の大学を目指す場合は触れておくことをおすすめします。

この参考書で到達できるレベル

到達レベル

理解した上で解けるようになれば準難関大学から旧帝大レベルまで対応できるようになる

この参考書に載っている内容をしっかりと理解できた上で問題が解けるのであれば、旧帝大レベルまで目指すことができます。

しかし、わかった気で終わってしまう場合が少なくありません。

本質理解に時間をじっくりかけるよりも、演習量を重ねることによって理解を進めたい性格であれば、この参考書のあとにもう1冊、演習系の参考書を挟んでおくと安心でしょう。

この参考書の効果的な勉強法

1〜2周目の勉強ステップ1

まずは講義を読んで、これまで勘違いしていた内容や、本質を理解できていなかった内容があれば理解する。

左右の見開き1ページ分の内容を読み終えて、新たな発見があった場合は、字は汚くても構わないので理解した内容の要点を参考書に直接メモする。

1〜2周目の勉強ステップ2

勉強ステップ1が終わったら次のページへ移動して同様のやり方で学習し、その章の終わりまで同様に進める。

途中で例題(Ex)が出てきたら、その場で自力で解いてから解答を確認する。解説を読んで理解ができたら再度自力で解き、完全に解けるまで繰り返してから次へ進む。

もし解説を読んでも理解できなかったら、講義を読み直してから再び解説の理解に励み、解説が理解できたら自力で解けるまで解きなおす。

3周目の勉強ステップ

例題(Ex)と章末の練習問題のみ解き進めていき、根拠まで含めて自力で正解した問題にはOKマークをつける。

根拠が曖昧だった問題や間違えてしまった問題は、その章の講義を読み直して理解した内容の要点を口頭で説明できるようにし、再度自力で解けるまで繰り返す。

4周目の勉強ステップ

例題(Ex)と章末の練習問題のうち、OKマークがついていない問題のみを解き進め、根拠まで含めて自力で正解した問題には⚪︎マークをつける。

根拠が曖昧だった問題や間違えてしまった問題は、その章の講義を読み直して理解した内容の要点を口頭で説明できるように、再度自力で解けるまで繰り返す。

5周目以降の勉強ステップ

例題(Ex)と章末の練習問題のうち、OKマークあるいは⚪︎マークがついていない問題のみを解き進め、根拠まで含めて自力で正解した問題には⚪︎マークをつける。

根拠が曖昧だった問題や間違えてしまった問題は、その章の講義を読み直して理解した内容の要点を口頭で説明できるようにし、再度自力で解けるまで繰り返す。

すべての問題に⚪︎マークがついたら参考書は完成とする。

偏差値60〜63におすすめの参考書

参考書の特徴

✔︎ 入試で頻出の難問題が豊富に掲載
✔︎ 解説にクセがありわかりづらい
✔︎ 旧帝大レベルを目指す受験生向け

この参考書は、旧帝大レベルを目指す人にはぜひやっていただきたい1冊です。難関大学の入試で頻出の問題が詰められた、難関志望の受験生のための参考書となっています。

ただ、この参考書には欠点があります。それは、解答のクセがやや強く人によってはわかりづらく感じるという点です。

何度も解答を読み込めばわかるようになりますが、すんなりと頭に入ってこない人もいるでしょう。もし進める中で合わないと感じたら、別の参考書に変えても構いません。

この参考書の対象

旧帝大を目指す受験生や、準難関大の物理で高得点をとりたい受験生向け

この参考書の効果的な勉強法

1周目の勉強ステップ

前から順に問題を解き進めていき、根拠まで含めて自力で正解した問題にはOKマークをつける。

根拠が曖昧だった問題や間違えてしまった問題は、解説を読んでわかったことを解答横に直接メモし、再度自力で解けるまで繰り返す。

もし解説がわからない問題があった場合は、その日の勉強が終わった後に調べて、次に解説を見たときでも理解できるよう、補足事項を解説横にメモする。

2周目の勉強ステップ

OKマークがついていない問題のみを解き進め、根拠まで含めて自力で正解した問題には⚪︎マークを1こつける。

根拠が曖昧だった問題や、間違えてしまった問題は解説を読む。そして、理解した内容を誰かに教えるように口頭で説明(脳内でも可)、再度自力で解けるまで繰り返す。

3周目の勉強ステップ

OKマークがついていない問題のみを解き進め、根拠まで含めて自力で正解した問題には⚪︎マークを1こ書き足す。

根拠が曖昧だった問題や、間違えてしまった問題は解説を読む。そして、理解した内容を誰かに教えるように口頭で説明(脳内でも可)、再度自力で解けるまで繰り返す。

4周目以降の勉強ステップ

OKマークあるいは⚪︎マークが2こついていない問題のみを解き進め、根拠まで含めて自力で正解した問題には⚪︎マークを1こ書き足す。

根拠が曖昧だった問題や、間違えてしまった問題は解説を読む。そして、理解した内容を誰かに教えるように口頭で説明(脳内でも可)、再度自力で解けるまで繰り返す。

すべての問題にOKマーク、あるいは⚪︎マークが2こついたら参考書は完成とする。ほとんどの場合は、この参考書が完成した段階で過去問対策へ移ってよい

偏差値63〜70におすすめの参考書

参考書の特徴

✔︎ 難解な問題が豊富に載っている
✔︎ 問題量が多く非常に分厚い
✔︎ ピンポイントで演習する参考書

この参考書は超難問が網羅された、物理の参考書でも最高ランクの難問題集です。参考書自体が非常に分厚く、正直なところ問題量も常軌を逸しています。

間違っても「全部解けるように」なんて考えないようにしてください。

この参考書演習の目的は、志望大学によく出る単元克服したい難問題を集中的に学習して、効率よく難問題を解けるようにすることです。

つまり、全問題を演習するというよりも、いわゆる辞書的な使い方に近い参考書となります。

ピンポイントで集中的に演習するためには、まずは志望大学の出題傾向やよく出る問題の把握が必須なので、まだ物理の過去問分析をしていない人はそちらを優先しましょう。

この参考書の対象

難関医学部・東大・京大・東科大(旧 東工大)・阪大・早慶(先進理工)を志望する受験生におすすめ

物理には「力学・熱力学・波動・電磁気・原子」の5単元があります。挫折のしづらさという観点で、以下の学習順をおすすめしています。

学習順1力学
学習順2波動
学習順3熱力学
学習順4電磁気
学習順5原子

最初からすべての単元を学習しようとせず、単元ごとに定着させるように進めましょう。

例えば、力学であれば力学の基礎を身につけるまでは他の単元を学習しない、波動であれば波動の基礎を身につけるまでは他の単元を学習しない、というイメージです。

すべての単元を通しで学ぼうとすると、量が膨大でなかなか身につかないこと、さらには各単元がそれぞれで独立しており、切り分けて学習した方が定着効率を上げられるためです。

概念の把握基礎の定着本質の理解応用の練習
力学順番1
漆原の物理
順番2
基礎問精講
順番11
エッセンス
順番16
名問の森
波動順番3
漆原の物理
順番4
基礎問精講
順番12
エッセンス
順番17
名問の森
熱力学順番5
漆原の物理
順番6
基礎問精講
順番13
エッセンス
順番18
名問の森
電磁気順番7
漆原の物理
順番8
基礎問精講
順番14
エッセンス
順番19
名問の森
原子順番9
漆原の物理
順番10
基礎問精講
順番15
エッセンス
順番20
名問の森

参考書演習を重ねているのに、共通テスト物理で点数が伸びない場合、以下2つの可能性が考えられます。

失点の原因

✔︎ 理解できておらず暗記になっている
✔︎ 触れたパターン量が少ない

この2つを同時に解決するためには、模試やテストの活用が欠かせません。これらは等身大の自分を写してくれる鏡ですので、おろそかにしていると、いつまで経っても弱点が克服できず、同じような失点を繰り返します。

面倒くさい作業ですが、今の悩みを解決できる非常に効果的な学習法なので、ぜひ取り入れてみてください。

模試やテストの復習方法は以下の4ステップがおすすめ!

問題用紙を印刷する

受け終わった模試やテストの問題用紙を印刷しましょう。

失点問題を貼付する

失点した箇所の問題文を切りとり、苦手克服用として専用のノートに貼りましょう。ただし、失点要因が単純なケアレスミスだった場合は、貼らなくて構いません。この場合は、その場で解き直し、自力で正解できるようにしましょう。

自分用の解答を作る

失点した箇所の解説を読んで理解ができたら、その理解したことをもとにして、自力で解答を作成しましょう。答えまで至る過程に加え、時間が経った後に見返してもピンとくるように、自分用のわかりやすいメモなどを加えながら作り込むとベストです。

苦手克服用ノートが完成

単元❶〜❸までの一連の流れができたら、自分専用の苦手克服に使える参考書のできあがりです。定期的に復習して解けるようにすれば、苦手とする範囲が徐々になくなっていくため、成績が安定するようになります。


以上の流れが、物理を不得意から得意に変えるための、一連の学習ステップになります。物理は努力で克服できる教科ですので、ぜひ諦めずに実践して、物理を得点源に変えましょう。

「今の勉強量のままで、第一志望に受かるのかな」など、今のパフォーマンスに不安を抱えていませんか?

ざっくりでも現在の合格可能性を知ることができたら…

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