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いま偏差値が低い勉強嫌いな人でも偏差値を70近くまで伸ばせる英語と数学の勉強ルートを紹介します。

一気に進める必要はないので、できるところから一つひとつ潰していきましょう。

偏差値55未満の人が意外と抜けているのがこの過程です。

徹底できているかどうか、以下の流れを確認してみてください。


基礎的な英文が読めるようになるまでには 英文法の基礎知識 英単語の基礎知識 が必要になります。

この過程をクリアすれば、共通テストの標準レベルの文章は訳せるようになります。

逆に時間をかけて読んでもまったく訳せなければ、この超基礎の土台が固まっていない可能性が高いです。





数学は応用力やセンスなどに目が向けられがちですが、重要なのはいかに基礎を固めるかです。

この過程をクリアできれば、数学に対する苦手意識は解消されます。

学校の授業が分かるようになります。定期テストでも自力である程度点がとれるようになります。

しかし、意外と多くの人が、この基礎過程を中途半端に学習したままにしているのが現状です。




ここまでの流れが固まれば、学校の定期テストで点が取れるようになります。

この段階でやってほしいのは学校の定期テストで【数学の実力を確認】すること。

そのためには、テストで点を取るためだけの「丸暗記」や「山張り」はNGです。

いかに受験に活かせるかを考えて、テスト範囲を自力で演習・復習するようにしましょう。


ここまでの流れで、苦手意識の克服ができました。

ここからは、合格率をより上げるために、英語数学を得意科目にしていく過程です。


英語の場合は、英単語の続き、長文読解、速読の練習をメインに進めていきます。

この過程をクリアすれば英文を読む速度が飛躍的に上がり英語の点数がグッと上がります。




数学の場合は、同じ参考書内のやや難問を解き進めていき、解法パターンを定着させていきます。

この過程をクリアできれば数学が得意だと感じ始める段階が訪れます。




ここまできたら、偏差値は60くらいまで上がります。

この段階でやってくるのができた気になっていたという怖い現象です。

”普段の参考書演習では解けるのに、模試で類題が出たらできなかった”

いわゆる、無意識のうちに暗記をしてしまっていただけで理解はしていなかったという状態です。

これを解消しない限り、たくさん勉強しても成績が上がりづらくなります。

そうならないためにやってほしいことが

模試の結果を分析して『どこの知識や理解が抜けているのか』一つひとつ回答と解説を比較すること


これをやるのとやらないのでは、必要な勉強時間が倍変わると言ってもいいほど差が生まれます。


ここまでの流れができたら、偏差値は60〜65レベルに到達します。

ここから先は道が分かれます。

まず、理系受験生の場合は、この段階から数学3Cを基礎から学ばなければいけません。

使う参考書とやり方は、数学1A2Bの時と同様です。

理系の場合

数学1A2Bで使っていた参考書シリーズを用いて数学3Cの超基礎(手順①と同様)・基礎を固める(手順③と同様)


理系文系問わず、ハイレベルな大学を目指す人の場合は、やや応用の参考書、応用の参考書と演習を進めていくことになります。

ここから先の参考書は人によってさまざまです。

これまでの参考書の応用例題を使う人もいれば、別の参考書を購入する人もいます。

正直なところ、ここから先の参考書選択に正解はありません。

どちらかというと、これまで通りしっかりと反復をして定着させていくという進め方の方が重要なので、ぜひこの意識を忘れないように、好きな参考書を選んで応用力を身につけていってください。

ハイレベル志望の場合

選ぶべき応用の参考書に正解はなく自由だが『1冊を反復して定着させる』意識を忘れないように進める



そうすれば、英語数学ともに偏差値70を目指せるようになるはずです。

では、これからの皆さんの成長に期待しています。